旅行記4(福岡、博多)

長らくお待たせしました。福岡は博多に突入です。
27日から3日間滞在して知り合いと飲んでいました。

~中州のスナック嬢との再会~
福岡赴任当時に気になっている中州で働く女の子が二人いまして、そのうちの一人と飲みました。同伴ってやつです。

当時の話をすると、私はスナックに通っておりまして、そこで働くAちゃんとMちゃんが気になっておりました。(Aちゃんは綾瀬はるか似の巨乳ちゃん、Mちゃんは新垣結衣似の貧乳ちゃん)
私はAちゃんにアプローチしつつ、そのことをMちゃんに相談するふりしながら、Mちゃんをアフターに誘い出し何とかしようという汚い作戦を使っていました。

そんな私とは裏腹にMちゃんは本当にいい子でして、私が酔っ払ったふりをして手を繋いでも、「松○君はAちゃんが好きなんやろ?嬉しいけど、こんなことしちゃいかんよ!Mちゃんには内緒にしてあげるけん!」と博多弁で優しく説教してくれました。甘酸っぱい思い出です。

そして今回はそんなMちゃんと同伴。
女性が一番輝く28歳(私の主観です)になった中州の女との久しぶりの再開に胸と下半身を膨らます無職の27歳。

中州の馬刺屋でお互いの近況を語りました。
「松○君はしっかりしとるけん!きっといい会社にまた就職できるよ!応援しとるけん!」という博多弁の励ましの言葉と馬刺を肴にして酒を飲む贅沢すぎる無職。

本当に回りから見たら贅沢で楽しい時間なはずなんですが、何か違和感を覚える私がいまして、その場を100%で楽しんでいない自分がいました。昔であればいかにアフターに誘い出すかを考えてワクワクしていたのですが、23時に切り上げて寝てしまいました。

翌朝、九州まで来て目の前に美女がいるのに何もアクションも起こさず寝てしまった自分の情けなさに苛まれました。旅行中ずっと、何故、自分のアグレッシブさが失われたかを考えておりましが答えはわからず。

 

悶々とする中、井上陽水先生が答えを教えてくれました。


僕が二十歳になったとき君に会い
君が僕の全てだと思ってた
素敵な君を欲しいと思い求めていた

君と僕が教会で結ばれて
指輪をかわす君の指 その指が
何だか僕は見飽きたようで嫌になる

限りないもの それが欲望
流れ行くもの それが欲望

「限りない欲望」 by 井上陽水

 

腹落ちしました。ありがとうございました。

たぶん私の中で飽きてしまったんでしょうね。

Mちゃんには失礼ですが、そういうことにして、前に進みます。ごめんよ。

また機会があれば飲みましょー

 

 


~ヨガのすすめ~
続きまして今回の旅行の一番の収穫である「ヨガ」について、しかも「ホットヨガ」について書かせて頂きます。

博多は三年半赴任していたので、今さら観光する気も起きず、飲み会がある夜まで暇だったんです。
そこで知人が通っているヨガスタジオが体験を受け付けているということなので、ノリで行ってみたわけです。

ぶっちゃけ、ラグビーを約10年わりとガチで取り組み、今でも程よく筋トレやランニングを継続しているエセスポーツマンの私にとって、ヨガなんてものは努力が続かないミーハーOLどもの道楽であり、ただヨガに通っている自分に酔いしれるためのものだと思っていました。ヨガするなら筋トレして走れよと思っていたし、ましてやホットヨガに通うやつはラクして汗かいて痩せようという魂胆が丸見えで軽蔑しておりました。

 

そんな気持ちを抱きながら、いざ入店。

色鮮やかなオシャンなヨガウェアを身にまとう意識高めの女性たちに囲まれ圧倒される27歳、無職、男。

少しビビりながらも“ヨガなんて余裕でしょ感”を出しながらヨガマットをセット。

皆がそれぞれ奇妙なポーズのストレッチをしている中、胡座をかきながら先生を待つ私。

 

先生が登場。

突如インド風のBGMが流れ、「ううぅぅぅuuuuu--------」と唸りだす先生。それに呼応する生徒たち。動揺する私を無視してレッスンは進みます。

 

3分ほど呻いた後、やっとヨガっぽいのが始まりました。

先生が呼吸とポーズを実践します。この時点では、まぁ余裕です。

 

何故か呼吸法の指示と同時に説法みたいなものが始まります。

「はい息を吸ってー。吐いてー。人間は吸った分しか吐けないですし、吐いた分しか吸えません。つまりは与えた分だけもらえませんし、もらえた分は与えなければなりません。そう、この世は因果応報。さて皆さんは与えていますか?もらうことばかり考えていませんか?呼吸を通して自分を見直しましょう。」

「ヨガウェアってエロいな〜。どうやって隣のお姉さんに終わったら声かけようかな〜」等の煩悩は謎のインド音楽と説法により私の頭の中から徐々に消え去って行きます。

 

気が付けば呼吸を意識しながらポーズを必死に決めるスネ毛濃い目の汗だくの無職。

完璧にナメておりました。ごめんないさい。

私のエセスポーツマンとしてのつまらないプライドや煩悩は大量の汗と共に流れ落ちて行き、終わった後はとても清々しい気分になりました。

しかも翌日の筋肉痛は半端なかったです。

ヨガ素晴らしいです。

とても良かったので、誰か今度一緒に行きましょう。

 

くだらない文を最後までご精読頂きありがとうございました。

そろそろ本格的に転職活動を始めますかね〜

次は鹿児島での出来事について書きますね〜

ではまた!